デイケアなんかい

今日、西条から来た人が言っていました。「西条から下って来て、安芸津の信号のところで海が視界に入るとホッとする」と。東広島市の中で、唯一海を持っている町が安芸津です。

この映画は、昨年８月社会福祉協議会安芸津支所主催で上映されました。戦争で身寄りをなくした六十人の子供たちが生活する「青葉学園」が舞台で、“なつめ寮”のメンバーのうち、ガキ大将の和彦をリーダーに、ボータン、清、まこと、タダシの五人の小学生達が、明るく力強く生きていく姿をユーモラスに描いている作品でした。この映画のロケが１９８1年８月安芸津で行われていました。

当院では、年２回必ず行っている講演会があります。それは昨日開催した「平塩清種氏」による講演会と、１１月頃に開催する「ブンゴード孝子氏」による講演会です。今回の安芸津高齢者自慢は、そのお二人から頂いたお褒めの言葉からです。

安芸津にも素敵な喫茶店がありました。それは、スーパー「イズミ」に隠れるように、ひっそりと建っている「りばぷーる」。　
店長さんの話によると、この喫茶店は約１８年前からやっているとの事でしたが、今の店長さんは２代目で、１３年前から引き継がれたそうです。イギリス国旗が目印です。

三津大川側から見た「りばぷーる」

東広島市は広島県のほぼ中央南に位置しており、南北に縦長にのびています。安芸津町はその中でも一番南にあり、唯一海に面している町です。
東広島市の中心地である西条町は安芸津町のすぐ北にありますが、そこに行くには峠を越え、蚊無トンネルをくぐらなくてはいけません。

朝焼けと夕焼けの写真を撮ってきました。島々の陰から昇ってくる太陽も、沈んでいく太陽も素敵です。

　　　　　　　　　小松の海岸線から撮影しました。

もっと輝く太陽はこちら

安芸津には、難病と戦いながら素敵な絵画を描いている若い女性がいます。その人の名前は、内田志穂さん。描く絵画は植物のボタニカルアートが中心で、植物の姿を正確に、また、芸術的に描くのが特徴だそうです。
彼女の絵を見ていると、気持ちが安らぎます。

社会福祉協議会安芸津支所の出し物といえば「たこ焼き」
社協のたこ焼きは、タコが大きいのが特徴です。

大芝島では、毎週土・日曜日の朝７時から１２時まで、朝市を開催しています。安いこともあり、遠くからもお客さんが来るようです。
大芝大橋を渡ると看板が出ています

安芸津には年間３つの大きなイベントがあります。

　１月　あきつかき祭り
　７月　住吉祭り
１１月　火とグルメの祭典あきつフェスティバル

今日はその一つである「あきつかき祭り」をのぞいてきました。（安芸津漁業組合主催） 今回初めて行ったのですが、沢山の人に驚きました。安芸津町以外からも沢山の人が来ていたようです。
ノロウィルス騒ぎで一時は悪者扱いされたカキですが、皆さんのお目当てはやはり焼きカキ。
長～い長～い行列が出来ていました。

長い行列はこちら

焼きカキはこちら

昨年のことになりますが、「安芸津の風土を愛した作家たち展」が安芸津公民館で開催されました。
安芸津出身者だけではありませんが、安芸津をこよなく愛した作家たちの作品ばかりを集めた作品展とのことでした。
私は残念ながら見ることができませんでしたが、パンフレットを見るだけでその素晴らしさが伝わってくるようです。

その時のパンフレットです。

パンフレットの裏はこちら

安芸津町には島が何島かありますが、ほとんどが無人島で、その中で唯一人々が生活しているのが大芝島です。大芝大橋は、その大芝島と本土をつなぐ橋であり、１９９７年１０月２２日に開通しました。
国道１８５号線を呉方面から安芸津町に入った時、突然目の前に立派な橋が現れ、さぞ驚かれることと思います。

立派な橋げたです

「安芸津の町おこしのために２億円を当てよう！！」と、仲間と頑張って買った年末ジャンボ宝くじでしたが、見事にはずれました。

毎週火曜日は、はるかぜの家サロンの開催日です。開催場所である風早東集会所は、当院から歩いて２～３分の所にあります。１２月はクリスマス会でしたが、今日は新年会でした。毎週楽しみにしているのは、利用者さんだけではなく私も楽しみにしています。というのは、一人暮らしの私にとって唯一栄養満点の食事だからです。おそらく、一人暮らしのお年寄りにとっても同じだろうと思います。
時に「味が濃い」「塩分が多い」などの指導？をしています。

今日の食事も素晴らしかった。　
まず、大皿には　カキフライ・サニーレタス
　　　　　　　　　　ハス･イモ･パセリの天ぷら
　　　　　　　　　　カステラ
　　　　　　　　　　りんご・みかん
　　　　　　　　　　寒天
　　　　　　　　　　おたふく豆

何と言っても、岡本綾子と安芸乃島勝巳（元力士、言千田川親方）でしょう。
岡本綾子は、樋口久子と共に日本女子ゴルフの基盤を築いた人であり、２００５年度の世界ゴルフ殿堂入りを果たしています。（史上３人目）

安芸乃島勝巳は、金星獲得数記録が１６個で、史上１位だそうです。（２位は、高見山大五郎１２個）
安芸乃島が現役で活躍中、相撲中継で「広島県豊田郡安芸津町出身」とアナウンスされるのを聞いて、なんとなく「ホッ」としていたことを思い出します。

２人共今はあまりテレビでは見かけなくなりましたが、いつまでも安芸津町民の誇りだろうと思います。
今後はこの二人に継ぐ有名人が出ることを期待したいと思います。

　始めにも書きましたが、ここでは安芸津のことについてできるだけ書いていこうとこのブログを始めたのですが、あまりにも安芸津のことを知らなかった自分に気づきました。
７年前にここに戻ってくる前は３年間しか安芸津に住んだことがなく、それも家と学校の往復だけで過ぎてしまった３年間だったので、近所のこともまったく知らない状態でした。

それが最近ブログの材料を探していくうちに、安芸津の町は私が考えていたよりもはるかに歴史があり、あちらこちらに名所・旧跡があることがわかりました。
　
今後は、安芸津の歴史についてもう少し勉強したいと思っています。

毎年お正月には三津の蓮光寺にお参りします。これまではあまり気にもしなかったのですが、蓮光寺本堂の前にある大イチョウの木がその凄いものです。推定では、植えられてから約３４０年くらい経過しているようで、本堂の屋根の高さを軽く越えています。

何十年かぶりに初日の出を拝んできました。
雲にやや隠れていたのでスッキリとは見えませんでしたが、日の出と共に海の色が刻々と変化して行き、とても幻想的でした。