午後からの第二部は、場所を変えて南海診療所・デイケアなんかいで行いました。内容も北欧式トランスファー技術の習得を目的としました。
過去2度北欧式トランスファー講習会をお願いしましたが、対象が専門職だったため、今回は自宅で介護している方、一般の方を中心に講習を行いました。
皆さん真剣に講習を受け、腰痛を起こさない北欧式トランスファーの習得しようと熱意を感じることができました。
立ち上がり、寝返り、体位交換、ベッドから車椅子への移乗と、決して抱えない力の要らないのが「北欧式トランスファー」です。
現在の日本での介護施設は、時間で動いています。ちょっと工夫するだけで、スタッフは腰痛を起こさないのですが、時間に追われて力任せの介助が当たり前になっています。
自分の体を守るためにも、この技術は必要ではないでしょうか?
力任せに介助されることは、される側にとっても恐怖や不安を与えるものではないかと思います。それに慣れてしまっては、残っている機能を使うことにはならないのではないでしょうか?
小島ブンゴード孝子さん、本当にありがとうございました。またお会いする日を楽しみにしています。そして小倉リハビリテーション病院の藤田先生、北九州リハビリテーション学院の森光先生、忙しい中かけつけて頂き、本当にありがとうございました。職員一同、またのおこしを楽しみにしています。