「安芸津は万葉の昔から古い港として栄えていたところであるのに、文化財と称するものが存在しないのはどうしたわけであろうか。」という疑問を解明するために誕生したのが、「安芸津郷土史を語る会」です。昭和44年に発足し、昭和49年には安芸津町に文化財保護委員会を設立しています。
昭和61年6月までに指定された文化財は、県指定のもの3件、町指定のもの9件と書かれています。
「目で見る安芸津町の文化財」安芸津郷土史を語る会 1986.8 より。
上の表紙写真は、信曽の「拝み岩」です。
現在の安芸津町の指定文化財は、県指定のもの2件、市指定のもの12件となっています。
これまでのブログに書いてきた、「大田首なし地蔵」「トンカラリン」「浄福寺石垣」は市指定の史跡です。
史跡としては、これらの他に、「孝子風早審麿碑」「拝み岩」があります。次回は、やっと見つけた「拝み岩」のことを書きたいと思います。
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