トンカラリンの場所の近くに、史跡の「拝み岩」があると書かれていたので、山手に向かいあぜ道をどんどん進んで行きました。しかしなかなか見つからず、あきらめて帰ろうとしていたところ、ススキの中に埋もれるように存在する「拝み岩」をやっと見つけました。
記載によると、高さ1.55m、横の長さ1.50mの大きな岩です。
円形と方形の2つの石が乗っかっています。
この石を持ち帰るとお腹がいたくなるという言い伝えがあり、拝むと子が授かり安産するという御利益があるそうです。
確かに、この2つの石は、岩の上にただ置いてあるだけなので簡単に持ち帰れそうでしたが、もちろん持ち帰りはしませんでした。また、子供とは全く縁のない年ですので、ここでは拝みませんでした。
今や「拝み岩」を訪れるのはイノシシだけのような感じで、雑草に埋もれているのを見ると、なんとも言えない寂しさを感じました。
安芸津町民は、先輩達が発見したこれらの史跡を、きちんと守っていく責任があると思います。
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