神明祭は「とんど」とも言われ、1年間の無病息災・五穀豊穣を祈り、各地で旧歴1月15日に行われる行事です。安芸津でも木谷・三津・風早などで順々に神明祭が行われています。私は今まで1度しか参加した事がないのですが、安芸津地方でも江戸時代から行われているとのことです。
長い竹を数本立て、お正月のしめ縄や書初めなどを焼き、その火で焼いたおもちを食べれば、1年中の病を除く事ができると言われています。
調べたところ、「神明の行事は全て東を優先し、神明は男神明(東)、女神明(西)の2体を巻く」と書いてありましたが、1対立っているのはそのことを表しているのでしょうか?
神明祭のことをよくご存知の方、どうぞ教えてくださいな。
近くでは、三原や忠海の神明祭が有名のようですが、形や飾りつけは様々のようです。
遠く山口や尾道のものは、安芸津のものとはまったく違う形です。
山口 柳井市阿月
尾道 山波
とんど一つでも地域によって全く違うものですね。広島市内では新暦の1月10日前後の日曜日に行われ、一対ではなく学区をいくつかに分けて、竹を組んでとんどを作ります。そして、お重ねのお餅や書初め、古いお守りやしめかざりを焼きます。
最近は参加する人の数が減って、とんどの数も減っています。
昔からの行事は大切にしたいものですね。ちなみに私はもう何年も参加してないのですが。
広島市内でもやっているのですね。どこで燃やすのでしょうか?安芸津は田んぼを利用して燃やすようですが、後片付けが大変とかで、毎年場所決めが大変のようです。
色々調べていると、行事の意味や大切さがよくわかります。きちんと理解したうえで、後世に伝えていくべきだと思いました。
場所は学区によっていろいろですがうちの近くでは、河川敷が広いので河川敷で行います。そのほかでは小学校のグランドでする所もあります。だから旧市内では五穀豊穣というのではなく、病気にならないとか字が上手になるようにとかを願うものになっているようです。
広島市内のとんども一度見てみたいですね。