栗の収穫の時期になりましたが、この栗がいつどのように育つのか不思議でした。
山を歩きながら栗の成長の写真を撮る事ができ、やっと理解できました。
5月下旬になると、栗の木にいっせいに白い長い花が咲きます。
この長い花と栗が結びつかなかったのですが、実際はこの花は雄花で、
沢山の雄花の中に、写真の左上の黄色い矢印が示す小さな雌花が咲いていました。
雌花の拡大像
先端の白い部分がめしべだそうです。
少しずつ栗が育っていますが、先端にめしべが見えます。
こうして栗は成長し、私達の口に入るというわけです。
単に栗の成長の話ですが、ここにも生命の不思議さを感じます。
毎日当然のごとく食べている食べ物の成長の過程を知る事も、
大切だなあと思いました。
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