何気なく通り過ごしていた浄福寺の石垣にも、大変な歴史が刻まれていました。
ここの石垣は、築造年代が三期に大別でき、それぞれ各時代の石垣の特色をよく現していると書かれています。
東広島市指定重要文化財(1997年)
第一期(桃山時代)・・・右端を除く石垣の下部5分の1くらいの部分
扁平で比較的長方形に近い石材を層状に横目地を通して積む手法を用いている。
第二期(江戸時代)・・・山門両脇及び右端部分を除いた部分
使用石材がやや大きく、横目地が通らない乱積みになっている。
第三期(明治・大正時代)・・・山門の両脇及び右端部分
石材を斜めに落とし込む谷積み
浄福寺にお参りされた折には、一度ゆっくり眺めてみてください。
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